代謝を上げて痩せ体質をつくる|ダイエットで本当に大切な基礎代謝と生活習慣
「昔より痩せにくくなった気がする」
「食事量は多くないのに体重が落ちない」
「代謝を上げれば痩せやすくなる?」
ダイエットについて調べていると、よく出てくるのが**「代謝」**という言葉です。
特に30代・40代になると、
「年齢のせいで代謝が落ちたから痩せない」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ダイエットで考えるべきなのは基礎代謝だけではありません。
実際の1日のエネルギー消費には、
基礎代謝+身体活動+食事によるエネルギー消費
などが関係しています。
そして「痩せ体質」をつくるために大切なのは、代謝を劇的に上げる特別な食品や運動を探すことではありません。
筋肉を維持する・日常的に身体を動かす・適切に食べる・しっかり休む。
こうした基本的な生活習慣を積み重ねることが重要です。
今回は、ダイエットと代謝の関係について詳しく解説します。
そもそも「代謝」とは?
代謝とは、身体の中で起こっているさまざまな化学反応の総称です。
ダイエットでは特に「エネルギー代謝」という意味で使われることが多く、
・生命を維持する
・身体を動かす
・食べたものを消化・吸収する
・体温を維持する
といった活動にエネルギーが使われています。
そのため、
代謝=基礎代謝
ではありません。
ダイエットを考える場合には、1日全体でどのくらいエネルギーを使っているかを見る必要があります。
基礎代謝とは?
基礎代謝とは、安静にしていても生命を維持するために必要になるエネルギーのことです。
例えば、
・呼吸
・心臓の活動
・体温維持
・脳や臓器の活動
などにもエネルギーが使われています。
「寝ているだけでもエネルギーを消費する」と言われるのはこのためです。
ただし、
基礎代謝だけを上げれば簡単に痩せられる
というほど単純ではありません。
1日の消費エネルギーは基礎代謝だけではない
私たちが1日に消費するエネルギーには、大きく分けて、
・基礎代謝
・身体活動による消費
・食事に伴うエネルギー消費
があります。
そのためダイエットでは、
「基礎代謝をどう上げるか」
だけではなく、
1日を通してどのくらい身体を動かしているか
も非常に重要です。
例えば週2回トレーニングをしていても、それ以外の時間をほとんど座って過ごしている場合があります。
逆に、特別な運動時間が少なくても、
・よく歩く
・階段を使う
・立っている時間が長い
・家事をする
など、日常生活で身体をよく動かしている人もいます。
「痩せ体質」とは何なのか?
「痩せ体質」という医学的な体質が一つに決まっているわけではありません。
ダイエットでいう「痩せ体質」は、
太りにくい生活習慣を無理なく続けられている状態
と考えると分かりやすいでしょう。
例えば、
・日常的に身体を動かす
・筋力トレーニングをする
・必要な栄養を摂る
・食べすぎが続かない
・十分な睡眠を取る
といった習慣です。
特定の食品を食べたり、一つの運動をしたりするだけで、突然「痩せ体質」に変わるわけではありません。
筋肉をつければ基礎代謝は上がる?
筋肉もエネルギーを消費する組織なので、筋肉量が増えることで基礎代謝に影響します。
そのため、
筋肉を維持・増加させることは身体づくりにとって重要
です。
ただし、
「筋肉を1kg増やせば基礎代謝が一気に何百kcalも上がる」
といった極端な期待はしない方がよいでしょう。
筋力トレーニングのメリットは、基礎代謝だけではありません。
・筋力を維持する
・身体を動かしやすくする
・見た目を整える
・ダイエット中の筋量維持を目指す
・活動的な生活につなげる
など、さまざまなメリットがあります。
代謝を考えるなら「筋肉+活動量」
ダイエットでは、
「筋肉を増やして基礎代謝を上げよう」
だけで終わらせないことが重要です。
例えば筋トレを週2回行っていても、それ以外の日にほとんど動かなければ、1週間全体の活動量はそれほど多くないかもしれません。
そこで意識したいのが、
日常生活での活動量
です。
・歩く
・階段を使う
・買い物へ歩いて行く
・掃除をする
・長時間座りっぱなしにしない
なども身体活動です。
「運動する時間が取れないから何もできない」
と考えず、日常生活の中で身体を動かす機会を増やしましょう。
歩数を確認してみよう
日常の活動量を把握する簡単な方法の一つが歩数です。
スマートフォンなどで歩数を確認すると、
「思っていたより歩いていなかった」
という方も少なくありません。
例えば以前はよく外出していたのに、在宅勤務になってから歩数が大きく減ったというケースもあります。
いきなり毎日1万歩を目指す必要はありません。
現在4,000歩程度なら、
「まず5,000〜6,000歩程度を目指してみる」
など、現在の生活から少し増やしていく方法があります。
筋力トレーニングを取り入れる
代謝を考えるうえでも、筋力トレーニングはおすすめです。
特に、
・スクワット
・ヒップヒンジ系の動作
・プッシュ系
・プル系
など、複数の筋肉を使う運動を組み合わせる方法があります。
ただし、運動初心者の方が最初から高重量を扱う必要はありません。
正しいフォームを覚え、自分に合った負荷から始めることが大切です。
食事を減らしすぎない
「痩せたいから、とにかく食べない」
というダイエットはおすすめできません。
食事量を極端に減らすと、
・必要なタンパク質が不足する
・ビタミンやミネラルが不足しやすい
・トレーニングの質が落ちる
・疲れやすくなる
・日常の活動量が減る
といった問題につながる可能性があります。
結果として、
食事は減らしたのに日常生活で動かなくなった
ということもあります。
ダイエットでは、必要な栄養を摂りながら適切に摂取量を調整しましょう。
タンパク質を意識する
筋力トレーニングをしながら身体づくりを進める場合、タンパク質の摂取も重要です。
代表的な食品として、
・肉
・魚
・卵
・大豆製品
・乳製品
などがあります。
ただし、
「タンパク質を大量に食べれば代謝が上がって痩せる」
というものではありません。
1日の総摂取エネルギーや、炭水化物・脂質とのバランスも考えましょう。
炭水化物を極端に抜かない
体重を早く落としたいからといって、
「お米を全部やめる」
という方法を選ぶ方もいます。
しかし炭水化物は、身体を動かすための主要なエネルギー源の一つです。
特に筋力トレーニングを行う場合、炭水化物を極端に制限することでトレーニングの質が低下することもあります。
炭水化物を悪者にするのではなく、
自分の活動量や目的に合わせて量を調整する
ことが大切です。
脂質も必要な栄養素
脂質は1gあたり約9kcalとエネルギー密度が高いため、ダイエット中は量を確認する必要があります。
しかし、
脂質=太るからゼロにする
という考え方も適切ではありません。
魚、肉、卵、ナッツ、調理油など、さまざまな食品から脂質を摂取しています。
大切なのは完全に排除することではなく、食事全体の中で量や食品の選択を考えることです。
水分補給も忘れない
身体を動かすときには水分補給も重要です。
「水をたくさん飲めば代謝が上がって痩せる」
と単純に考える必要はありませんが、水分不足の状態では体調や運動パフォーマンスにも影響する可能性があります。
喉が渇いてから一気に大量に飲むのではなく、普段からこまめに補給しましょう。
睡眠不足はダイエットにも影響する
代謝を上げようとして、
・筋トレ
・有酸素運動
・食事管理
を頑張っていても、睡眠時間が極端に少ない状態では身体づくりを進めにくくなります。
睡眠不足は、
・食欲管理
・疲労
・トレーニングパフォーマンス
・日中の活動量
などにも影響します。
毎日完璧な睡眠を取ることは難しくても、
運動・食事・睡眠をセットで考える
ことが重要です。
年齢とともに代謝は落ちる?
「30歳を過ぎたから代謝が落ちて太った」
「40代だからもう痩せない」
と考える方もいます。
年齢に伴って身体組成や生活環境が変化することはあります。
しかし、
年齢だけですべてを説明することはできません。
例えば20代の頃と比べて、
・歩く機会が減った
・仕事がデスクワーク中心になった
・運動しなくなった
・外食や飲酒が増えた
・睡眠時間が減った
という生活の変化も考えられます。
「年齢だから仕方ない」と諦める前に、現在の生活習慣を確認してみましょう。
30代・40代こそ筋力トレーニング
30代・40代からでも筋力トレーニングを始めるのは遅くありません。
むしろ、
「最近身体を動かさなくなった」
という方ほど、運動習慣を作ることには意味があります。
いきなり週5回のハードなトレーニングをする必要はありません。
まずは週1〜2回など、自分が継続できる頻度から始める方法もあります。
有酸素運動も活用する
ウォーキング、サイクリングなどの有酸素運動も身体活動を増やす方法です。
ただし、
「筋トレか有酸素運動か」
の二択にする必要はありません。
例えば、
週2回筋力トレーニング
+
普段よく歩く
という組み合わせもできます。
目的や体力に合わせて取り入れましょう。
「汗をかけば代謝が上がる」は別の話
汗をたくさんかいた後に体重が減ると、
「脂肪が燃えた」
と感じることがあります。
しかし、運動直後の大きな体重減少には水分の変化も含まれます。
汗をかいた量と体脂肪の減少量を同じものとして考えないようにしましょう。
サウナや発汗系のウェアで大量に汗をかいたからといって、それだけで体脂肪が大きく減るわけではありません。
「代謝を上げる食べ物」だけに頼らない
ショウガ、唐辛子、コーヒーなど、
「代謝を上げる食品」
として紹介されるものがあります。
食品によって身体への作用はさまざまですが、
特定の食品を一つ追加するだけで大幅に痩せやすくなる
と考えるのは避けましょう。
例えば毎日の摂取量が必要以上に多い状態で、ショウガを追加しただけでダイエットが成功するわけではありません。
まずは食事全体を整えることが優先です。
ミトコンドリアとエネルギー代謝
代謝について調べると「ミトコンドリア」という言葉を目にすることがあります。
ミトコンドリアは細胞内でエネルギー産生に重要な役割を担っています。
運動習慣は、骨格筋のミトコンドリアに関わる適応を促すことがあります。
ただし、
「ミトコンドリアを増やせば自動的に痩せる」
という単純なものではありません。
ミトコンドリアだけに注目するのではなく、運動習慣・食事・活動量などを含めた生活全体を考えることが大切です。
肝臓も代謝に関わっている
代謝というと筋肉ばかり注目されますが、肝臓をはじめとする臓器もエネルギー代謝に重要な役割を担っています。
肝臓は、
・糖質
・脂質
・タンパク質
などの代謝に関わる重要な臓器です。
だからといって、
「特定の食品で肝臓を活性化すれば代謝が上がる」
と考える必要はありません。
過度な飲酒を避け、バランスの良い食事や適度な運動など、基本的な生活習慣を整えることが大切です。
基礎代謝を下げないために「筋肉を維持する」
ダイエット中に注意したいのが、
体重だけを減らそうとしないこと
です。
極端な食事制限だけで体重を落とそうとすると、身体づくりに必要な栄養まで不足する可能性があります。
ダイエットでは、
・適切な食事
・タンパク質の確保
・筋力トレーニング
・十分な休養
を組み合わせながら進めることが重要です。
体重だけでなく見た目も確認する
筋力トレーニングを行っていると、
「体重はあまり変わらないけれど、見た目が変わった」
ということがあります。
そのためダイエットでは、
・体重
・ウエスト
・ヒップ
・写真
・洋服のサイズ
など、複数の指標を見るのがおすすめです。
体重計の数字だけをゴールにしないようにしましょう。
代謝を上げたい人がやりがちな失敗① 食事を減らしすぎる
「痩せたい」
という気持ちが強くなると、
朝食なし
昼はサラダ
夜も少量
という食事になることがあります。
短期的に体重が落ちることはあっても、長期的に続けられる食生活とは限りません。
必要な栄養を確保しながら、無理のない範囲で摂取量を調整しましょう。
失敗② 筋トレだけして普段まったく動かない
週1〜2回ジムへ通っていても、その他の時間をほとんど座って過ごしている場合があります。
筋トレを続けながら、
・歩く
・階段を使う
・こまめに立つ
など、普段の活動量も確認してみましょう。
失敗③ 「代謝が落ちた」と決めつける
体重が落ちなくなると、
「代謝が落ちたから痩せない」
と考えがちです。
しかし、実際には、
・食事量が少し増えた
・間食が増えた
・歩数が減った
・外食が増えた
・むくみや水分変動
・便通
などが関係していることもあります。
原因をすべて「代謝」の一言で片付けないことが重要です。
失敗④ 短期間で変えようとする
「1週間で代謝を上げたい」
「すぐ痩せ体質になりたい」
と思うかもしれません。
しかし身体づくりは、数日で完成するものではありません。
筋力トレーニングも食生活も、
継続することで少しずつ変化していくもの
です。
短期間だけ頑張るより、数か月、数年と続けられる生活習慣を作りましょう。
今日からできる代謝を意識した生活習慣
難しいことを全部始める必要はありません。
まずは、
・週1〜2回から筋力トレーニングを始める
・現在より少し歩数を増やす
・長時間座りっぱなしにしない
・毎食タンパク質を意識する
・炭水化物や脂質を極端に抜かない
・水分をこまめに摂る
・睡眠時間を確保する
などから始めてみましょう。
重要なのは、
「代謝を上げる裏技」を探すことではなく、代謝を支える生活を続けること
です。
Prayでは「代謝が悪いから」で終わらせません
パーソナルジムPrayでは、
「痩せないのは代謝が悪いからですね」
という一言だけで終わらせるのではなく、
・現在の食事
・PFCバランス
・日常の活動量
・歩数
・トレーニング頻度
・睡眠
・体重の推移
・姿勢や身体の使い方
などを確認しながら身体づくりを進めます。
同じ「痩せない」という悩みでも、
食事量が多い方
食事量が少なすぎる方
運動量が少ない方
トレーニングはしているけれど普段ほとんど動かない方
では、必要な対策が異なるからです。
またPrayでは、筋力トレーニングだけでなく、身体の状態に合わせて加圧トレーニングなども取り入れています。
「代謝を上げたい」という方も、まず現在の生活を整理するところから始めていきましょう。
まとめ|痩せ体質は毎日の習慣からつくられる
「代謝を上げれば簡単に痩せる」
というほどダイエットは単純ではありません。
大切なのは、
・筋肉を維持する
・筋力トレーニングをする
・日常の活動量を増やす
・適切な食事量を確保する
・タンパク質を意識する
・炭水化物や脂質を極端に制限しない
・十分に休む
・睡眠を確保する
といった基本的な生活習慣です。
そして、
「痩せ体質=何を食べても太らない身体」ではありません。
無理な食事制限をしなくても、自然に身体を動かし、自分に合った食生活を継続できる状態を目指すことが大切です。
流山おおたかの森・初石・江戸川台周辺でダイエットを考えている方も、「代謝が悪いから痩せない」と諦める前に、食事・運動・活動量・睡眠を一度見直してみてください。
身体を変える近道は、特別な方法を探し続けることではなく、続けられる習慣を一つずつ増やしていくことです。